2019年3月15日金曜日

防犯カメラ群が「アポ電」犯人を捕まえた

10年くらい前だったか、片町に防犯カメラを設置する計画が持ち上がった時、プライバシーが侵害されると反対する住民が多かったと記憶している。ちょうどその頃、町内に隣接する場所にマルハンが店舗の建設工事中だった。その駐車場の片隅に防犯カメラが取り付けられて、それが町内住宅地に向けられて胡散臭い設備だと思った。

営業開始から2年後に、地域の防犯協会がそのパチンコ屋の防犯体制について視察に行った。保安関係の一部屋に案内された。そこには受像機が30台ほど並んでおり、店舗内外の映像を映し出していた。映像は鮮明でかつ自在にズームアップしたり写す方向を変えたりしていた。このカメラの効果は非常に高いと担当者が誇示していた。置き引き、不正行為等を監視しているお陰で犯人検挙に大きな効果を発揮していると説明があった。
そんな状況を眼で見た結果、「俺は絶対パチンコはしない」と決意を固くした。悪いことはしなくても見られているというのが気に食わないのだ。

昨日、 「アポ電」強盗殺人 容疑で男3人逮捕 警視庁 というニュースがあった。
東京都江東区東陽のマンションで1人暮らしの無職、加藤邦子さん(80)が資産状況を確認する「アポ電(アポイントメント電話)」を受けた後に殺害された強盗殺人事件で、警視庁深川署捜査本部は13日、強盗殺人などの疑いで、住居不定、無職、須江拓貴容疑者(22)ら20代の男3人を逮捕した。同様の手口による渋谷区の強盗事件2件についても関連を調べる。


3人の逮捕容疑は2月28日、加藤さん宅に侵入。加藤さんの手足を粘着テープなどで縛り、口を粘着テープでふさいだ上で殺害し、インターホンを奪ったとしている。死因は窒息死とみられる。
事件は同日午後、ケアマネジャーの女性が部屋を訪れて発覚。マンションの防犯カメラには午前中、3人組が出入りする様子が写っていた。



犯人逮捕はマンションの防犯カメラに逃亡した方向が写っており、この方向の防犯カメラをしらみつぶしに調査したという。逃走中に着替えしていた時間や場所も特定したという。防犯カメラにしても、ドラレコにしても映像の鮮明さには驚くばかりである。

ドラレコ
先日、ドラレコの下見をしたのだが、1万円以下でも高性能のカメラがあった。
車の前後に取り付けたいと思っている。
高性能の防犯カメラ・ドラレコ、どれも頼もしい存在だ。


0 件のコメント: