2018年1月22日月曜日

日本一の回転寿司店舗数(人口一人当たり)


金沢の人間にとって回転寿司は手軽なファストフードである。1000円前後のランチメューがあるので、週2、週3の頻度で通っているビジネスパーソンもいるという。自宅や会社の近くに行きつけのお店を持っている者も多く、職人さんと顔なじみになるなんてこともしばしばなのだ。私が住んでいる地域のもりもり寿司福久店や、はま寿司神谷内店などが連日多くの客で賑わっている。

新鮮なネタが豊富に手に入る
金沢市は周辺自治体と合わせると50軒以上がひしめく“回転寿司激戦区”なのだそうだ。人口に対する店数(集積度)では日本一だとか。石川県の寿司(外食)への年間支出も1人当たり約2万円と全国平均の1万4000円を大きく上回り、全国トップ3に名を連ねる(総務省「家計調査2016年」による)。

金沢でチェーンと言えば“日本一”の回転寿司なのだ。
金沢が“回転寿司日本一”の理由 は?
あるオーナー曰く、「数が多いからこそ、それぞれのお店が内装やメニュー、価格などで違いを出そうと常にしのぎを削っています。結果として個性的なお店が多くなり、次々と新しいメニューを工夫して進化し続けている。1000円前後のランチメニューがあるので、週2、週3の頻度で通っているビジネスパーソンもいます。自宅や会社の近くに行きつけのお店を持っている人も多く、ローカルだけに職人さんと顔なじみになるなんてこともしばしばです」 と。

なぜ、全国チェーンが少ないのか ?
金沢周辺の回転寿司店は大半が地元チェーンか個人経営で、全国チェーンは数えるほどしかない。2013年に東京の人気チェーン「すしざんまい」が鳴り物入りで出店したが、3年と経たずに撤退した。あるオーナーは、「地場の回転寿司店はあくまで寿司そのものの味や値段で勝負しています。食べる側も寿司への思い入れが強い。これに対し、最新機器で楽しませたりラーメンやうどんが置いてあったりする全国チェーンは、良い悪いは別にして、金沢っ子には“やはり、地元の回転寿司とは別物”という認識ではないでしょうか」と推測する。その通り!

近年は金沢で“御三家”と称される大手の「金沢まいもん寿司」や「もりもり寿し」が首都圏、名古屋圏、関西圏に進出して着々とファンを増やしており、今や金沢ブランドの回転寿司は全国区の人気を確立しつつあるのだとか。

地元の金沢港をはじめ、七尾港、隣県・富山の氷見港など良港を擁す金沢の寿司がおいしいのはもちろんだが、金沢周辺に回転寿司が飛躍的に普及した背景には、市内に本社を置く石野製作所の存在があるのだ。同社は回転寿司コンベア機のトップメーカー。回転寿司店でよく見られる「自動給茶装置付き寿司コンベア」の開発などで知られ、業界シェアは60%に上る。 直営店「くるくる寿司」のオーナーでもあった。

名古屋から出張してきた同僚は、昼食は必ず回転ずしに行こうと懇願したものである。名古屋にも回転ずしはあるのだが、「まずくて値段が高い!」。金沢の回転寿司は旨くて安いと好評だった。
こんなことを書いていたらブリすしが食べたくなった。

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