2017年5月19日金曜日

驚きもものきの黄砂

花曇りと呼ばれる黄砂だが、最近では猛毒とされるPM2.5という化学物質といっしょに飛んで来る厄介者だ。
発生源は中国。工業化が著しくなってきた近年にPM2.5云々と騒がれ始めた。


この赤色部分が汚染粒子の塊りだが、偏西風に乗って日本に降り注ぐ。

金沢市内も相当黄砂で視界不良である。

黄砂の本場、発生源の中国に旅行して驚いた。
我々が西安に行った時は4月下旬の黄砂最盛期だったが、幸いにして黄砂はなかったのだが、
車のナンバープレートを見て驚いた。厚さが1cm以上の粘着性のある黄砂がナンバープレートに張り付いているではないか。そして数字部分が指でなぞって彫ってあるのだ。

写真は黄砂の西安市内であるが、粘着性があるのは工場で使用する大量の石炭に起因するものである。その石炭も安価なものを使用するので環境対策はまだまだ先の話になる。

当面、わが国は我慢を強いられることであろう。

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