2022年10月13日木曜日

珠洲産しちりん窯 クラウドファンディングで再建

子どもの頃、各家庭に必ずあった「しちりん」だが、昭和30年ころから、ガス、石油の器具にとって代わってしまった。しかし、珠洲市で生産される珪藻土のしちりんは、まだまだ人気商品となって生産が継続されている。


しかし、今年の6月に震度6弱を観測した地震で焼き窯が崩れたため、現在、クラウドファンディングで寄付を募って窯の再建を目指しているという。


窯の再建には、多額の資金が必要になるため、社長は、調達の手だてを思案してきたが、知人からクラウドファンディングによる資金調達の方法を教えてもらい、9月からインターネットで寄付を募り始めた。


年内に焼き窯を再建することを目指し、寄付額の目標を500万円に設定している。
しちりんを製造・販売している「丸和工業」では、6月の地震で焼き窯が全壊し、完成していた多くの商品も壊れてしまったという。


玉置仁一社長は「寄付と一緒に届く『がんばってください』というメッセージがありがたいです。これからもしちりんを作り続けるためにご協力をお願いします」と話している。
わが家では、このしちりんではないが長手のコンロがある。親戚からいただく「サザエ」のつぼ焼きでこのコンロの出番となる。炭のもちが驚くほど長い。

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