2022年10月10日月曜日

能登半島の地震発生メカを探る調査

珠洲地内で地震が頻発しているが、2020 年 12 月1日から 2022 年7月8日 09 時までに震度 1以上を観測する地震が 183 回、このうち震度3以上を観測する地震が 30 回発生 したという。何が原因なのかまだ推測の域を脱していない。

一般的に地震は北米プレートの沈み込みで、上側プレートが跳ね上がる際に発生するというメカだが、能登半島地震はそうではないらしい。地層にたまった「水」が発生源という、いささか理解しがたい。
記録によれば、最大の地震は、2022 年6月 19 日に発生した M5.4 の地震である。この地震 により石川県で最大震度6弱を観測した。この他、2021 年9月 16 日に M5.1 の地 震が発生し最大震度5弱、2022 年6月 20 日に M5.0 の地震が発生し最大震度5強 を観測した。 一連の地震活動は、現在のところ減衰する傾向は見えず、依然として活発な状態 が継続している。

能登半島沖で、海底調査のため電磁波を観測する装置を下ろす作業中

この原因を究明するため、兵庫県立大と金沢大、京都大、海洋研究開発機構のチームは先月13日、石川県の能登半島で活発化している地震活動のメカニズム解明に向け、半島沖の海底調査を始めたと発表した。10月下旬までデータを収集し、地下構造を解析する。

チームによると、半島の沖4〜6キロ、水深50〜100メートルの海底3カ所に観測装置を設置した。海底で電磁波を捉え、地下深部の構造を解明して地震発生との関連を調べる。既に陸上で収集した観測データも活用する。

どうして電磁波で地下構造が解明できるのか理解できないが、住民の不安解消になるよう期待したい。

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