2022年6月6日月曜日

3つ違いの偉人と凡人

3月末にサンフランシスコを出発して二ヶ月半、紀伊水道にゴールインした堀江謙一氏(83)が単独無寄港の太平洋横断を果たして、世界最高齢者の新記録を樹立した。60年前はその逆コースで太平洋横断に成功して世界をアッと言わせた。当時(S37)、自分は間もなく20才、堀江氏は23才。年の差たった3つで世界に冠たる偉業を果たした。無許可でアメリカに上陸したのだが、世界的快挙でサンフランシスコ市長は特別な待遇で大歓迎してくれた。自分は何をしていたかというと、能登線宇出津~松波開業を1年後に控えて、軌道工事の管理業務に明け暮れていた。

60年前の太平洋単独横断成功!

こんな小さいヨットで太平洋を横断するとは「無謀」と思った。しかし、それを実行に移して降りかかる難関を突破してゴールしたことは世界的英雄として称えらた。

昨日(5日)の記者会見

堀江さんがヨットで太平洋を横断したのは3度目だったことを初めて知った。
「まだ青春の真っただ中。若輩ではありますが大器晩成を目指し今後も挑戦し続ける」となお燃え盛る冒険心を示したという。
今後も挑戦し続けるとまだまだ意気軒昂。俺も年を数えるのは止めにして、何かに挑戦したらどうか・・・と問いかけても言葉は出てこない。やはり凡人は凡人なのだ。

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