2021年10月7日木曜日

日本で唯一のドローンショーができる金沢の会社

新聞に余り見かけたことがないドローンの写真があったので、ネットで検索したらそのドローンを開発した会社が金沢にあるという。
あのオリンピック閉会式でドローン集合体で地球儀や市松模様を描いたのは米インテルで、約1800台のドローンが、市松模様の大会エンブレムや立体的な地球を夜空に浮かび上がらせた。

オリンピック開会式でドローンによる光のショーは多くの人を魅了したが、ドローン演出を日本で唯一手がける企業が金沢市にあるという。機体開発から演出までを一貫して行い、ドローンを巡る規制緩和やコロナ禍後のイベント需要を見込み、ハード・ソフトの両面から演出システムの開発を目指しているという。

ドローン1800機余りで精巧な地球儀を浮かび上がらせた技術に感動した

このドローンショーで、金沢のベンチャーに問い合わせが3倍に急増したという。
この「株式会社ドローンショー」は昨年4月に設立され、同8月に金沢港クルーズターミナルで披露したショーを皮切りに、全国で営業をかけている。ただ、新型コロナの影響で大人数が集まるイベントの休止、延期が相次ぎ、約3千万円の売り上げを逃したという。

急成長間違いなし
現在は最大約100台でのショーができる。使用する機体は自社製で、増産を急いでいる。山本雄貴社長は「ドローンを身近な存在にしたい。これから受注が増えてほしい」と話したという。
クルーズターミナルで開催されたドローンショー
テレビ局や民間企業からイベントの問い合わせが増えているというから、インテルに負けないドローンショーができる企業に育ってほしいものである。

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