2021年10月4日月曜日

36年前に手がけた地下道の散歩道

昨日のウォーキングは抜けるような青空だったので、いつものルートを変更して、かつて仕事をした現場を歩いた。金市町の交差点を右に曲がって通学路の一本道を歩くと北陸自動車道の地下道にさしかかる。そこをくぐり抜け300m程歩くと横枕町の交差点となって、そこを左に進むと横枕地下道となる。この地下道の上部にJR北陸線がある。36年前、この地下道の開通式があった。

横枕地下道を通り抜け階段を登った
ここで36年前開通式の写真を撮った

出来たてほやほやの地下道上部で開通式当日に撮影

テープカット

渡り初め
そんなことを思い出しながら公園広場に向かった。
この先に法光寺地内の公園がある

工事用足場に囲まれているのは法光寺町会集会所新築工事中

この公園で盆踊り大会が開催される。4、5回ほどお邪魔したことがあった。
法光寺町集会所は神社に隣接した場所にあるが、地滑り危険地域であり老朽化が進んだため、懸案の新築工事の着工が実現したという。数年前に土地も購入したというから、建築費の負担額について議論百出、紆余曲折があったようだ。が、役員さんの強い意志で纏め上げられ、来年2月に完成するという。そういえば、吾が町内の荒屋会館の完成間もなくに、法光寺町会役員の方々が見学に来られた。完成が目前になり心からお祝いの気持ちを表したい。

ちなみに36年前の航空写真があったので眺めてみるとこのあたりは水田が広がっている。

ちょっと位置の把握が難しいが、線路左側の白い建物が
2棟並んでいる向かい側あたりである
さて、ウォーキングを続け、新幹線の高架橋と併行した側道を歩き、ある踏切にさしかかった。
この踏切の遮断機だが、設置場所がないので悩んだ場所である。苦肉の策として水路の上部に設置することにした。こんな例は皆無なので担当の技術掛が設計に苦心した。

踏切遮断機の右側手前の基礎設置に苦労した

基礎の設置状況

設計した小柳技術掛(後日、JR東海建設工事部に勤務となった)の苦労が忍ばれる。

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