2021年9月3日金曜日

同一地点撮影の金沢駅付近今昔物語

ある新聞に金沢駅、武蔵が辻、香林坊の昔と現在の写真が掲載された。写真が多いので今回は金沢駅付近の変化を見てみよう。

この写真は今年の5月に撮影された
正に「今」の金沢駅付近の上空から撮影された風景である
長く金沢駅前のシンボル的存在だった「都ホテル」はない。
この撮影地点ジャストポイントから撮影された54年前の風景と比較してみると面白い。
54年前(高架化前)の金沢駅
下り貨物仕訳線群の跡地には駅西広場とゲートウェイ等のビルが立ち並んだ
上り貨物仕訳線群の跡地には音楽堂やANAホテルが建ち並んだ。この時点で金沢駅の将来像が誰が想像できただろうか。
駅西地区の変貌も甚だしい。乙丸の貨物基地はこの写真には建物が1棟しか確認できない。周囲は田園地帯である。浅野川の堤防敷には豚小屋がズラリと並んでいた頃である。
4階建ての金沢駅兼鉄道管理局庁舎が懐かしい。そうだ、昭和35年10月に四階の大会議室で一次採用試験があったんだったなぁ。鉄道病院では身体検査を受けた。その北側に物資部があって、高校生の時に職員家族と偽って買い物もしたことがあった。思い出が次々に湧き出てくる写真であった。

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