2021年9月27日月曜日

印象に残った千枚田からくっきり見えた七ツ島と中島駅のオユ

25日(土)は町内老人会の旅行会が、昨年に続いて今年も開催された。前回は富山市のガラス美術館、薬問屋、岩富運河等を巡ったが、今回は総持寺、千枚田、輪島市内、穴水から和倉間ののと里山里海号に乗車した。

今回は秋晴れの好天に恵まれた。千枚田では20km遠方の七ツ島がくっきり見えていたので、初めて写真に収めることが出来た。

千枚田から七ツ島を見た
小さい頃は曽々木海岸から見た七ツ島
穴水駅からは数十年ぶりに七尾線(今はのと鉄道線というべきか)に乗ったのだが、普通列車ではない「のと里山里海号」という観光列車にに乗って、沿線風景を楽しんだ。あの頃、西岸や笠師保で蛎殻が山になっていくつも見えたが、今では肥料に利用するようになり廃棄しなくなったという。
途中に中島駅に停車し郵便車を見学した。
保線車両の引き込み線に1両の車両が保存展示されている。

全国に2両保存の1両が中島駅にある
旧郵政省の鉄道郵便車「オユ10」である。1986年に鉄道郵便が廃止されるまで、主に東京~北海道間を走っていた。
車内には専用の丸ポストがあり、はがきや手紙を入れると記念日付印を押して届けてくれる。「思い出ゆうびん」と題したこのサービスは、のと鉄道が中島郵便局と2015年7月から行っている。観光列車「のと里山里海号」の中で記念はがきを買い、沿線の景色を眺めながら旅の思い出を記し、能登中島駅での停車中に投函する。これまで投函された手紙は5000通近くになる。

まるで現役車両の雰囲気
しかし、今回はこのような案内はなかったのが残念に思う。
2017年8月からは新企画がスタート。未来の自分や家族、友人、恋人などに宛てた手紙を1年または3年の間預かるもので、名付けて「未来郵便」。「オユ10」は今も日本中に思い出を運び続けていると謳っているのだ。

最後は七尾食彩市場で買い物を楽しんだ
輪島では食べたことがなかった「フグ丼」が旨かった。
コロナ禍も収まりが見えてきたような今日この頃ではあるが、観光列車内の飲食禁止取り締まりは「まめ」に行なわれていたのには感心した。

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