2021年8月3日火曜日

感染者7人のうち6人がワクチン2回接種しているんだって!これもデルタ株の猛威か?

北陸地方のうち突出している石川県の感染者だが、一向に収まる気配がない。
石川県は2日新たに福祉施設でのクラスターの発生を含め、56人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。
56人の新たな感染者のうち、5人は高齢者通所施設の職員や利用者で、これまでに感染が確認されている2人と合わせて新たなクラスターが発生したという。
施設を運営するエムプロジェクト(同)によると、県公表分に加えて、さらに利用者2人、職員1人の感染が新たに分かり、計10人に拡大した。
同社によると、感染した利用者7人のうち6人はワクチンを2回接種していた。

2回の接種を終えて3週間が経過したので、すっかり安心していたのだが、この記事を見て驚いた。エッ、本当に?と思った。調べて見ると結構多発しているようである。

次の記事はデルタ株まん延前のものである。ファイザー社の新型コロナワクチンは、通常、3週間の間隔で2回接種する。最も高い発症予防効果が得られるのは、2回目を接種してから7日程度経って以降。体の中である程度の抗体ができるまでに12週間程度かかるため、1回目の接種後から2週間程度は、ワクチンを受けていない方と同じくらいの頻度で発症してしまうことが論文等でも報告されているという。また、臨床試験においてワクチンを2回接種した場合の有効率は約95%と報告されており、100%の発症予防効果が得られるわけではない。

だが、急速にデルタ株がまん延しており、ワクチン効果が弱体化したことは否めない。やはり3回接種が必要となる。それにはワクチン不足が解消した後の話となる。結局、それまでは事故防衛しかあるまい。不要不急な外出はやめようではないか。

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