2021年8月18日水曜日

市民、米軍機に殺到「おら、こんな国いやだ!」

何の戦闘もなくカブールが陥落。ガニ大統領が逃亡したという。米軍が引き上げて1ヶ月くらいたったのか?
それにしてもあっけない政権崩壊だった。20年間米軍の進駐で政権が保たれていたが、バイデン大統領が全軍引き上げを決意してまだ何日も経過していない。そして、首都カブール占拠では戦闘らしき戦闘はなかったのである。国軍の士気は落ちるところまで落ちていたという。給料未払いの兵士に士気を高めろと命令しても誰も従う者はいない。

突然の政変で驚いたのは市民である。恐怖のタリバンというイメージだから、こんな国には住めないとドッと空港に押しかけた。

次の写真を見たとき、あれっ、この町は何処なんだろう?と思ったが、何と避難住民を乗せた米軍機内の写真だった。

避難民を乗せた米軍機内の様子
もう、出発するというのに「乗せてくれ!」と押しかけている。

数人の死者があった

民間航空機搭乗を求めて空港に殺到した避難民

この人は密かに脱出済み
政治力が足りなかったということだろう
タリバンも無駄な血を流すことは避けた。これから国際社会と関わって行かなければならないことを自覚しているのだろう。
バイデン大統領が演説したとおり、「あと何人、アメリカ人が命を失えばいいのか」、「米軍撤収に適したタイミングなどはない」と述べた。「これ以上、アメリカは無駄な兵士の死は避けなければならない」という主張は受け入れられるだろう。

0 件のコメント: