2021年7月25日日曜日

銀メダル獲得も悔し涙の渡名喜選手

渡名喜という名前をこのオリンピックで初めて知った。昨日は渡名喜選手の準決勝戦を見て高藤選手の準決勝戦と決勝戦をTV観戦した。オリンピックの柔道を見て思うのだが、大外刈りや一本背負い投げの大技はまだ見たことがない。やたら、組み合う時間ばかりりのように感じる。

渡名喜選手の準決勝戦は寝技の時間が多かったように思う。実力伯仲で、スカッと決まらない時間が長かった。

渡名喜選手の奮闘ぶり

決勝戦は残念ながら他の種目を見ていたので見逃してしまった。表彰式では銀メダル獲得も満面悔しさが出ていた。まだ若いので次がある!次回は是非とも金獲得を果たして欲しい。

一方、高藤選手の準決勝戦は正に死闘だった。11分の長い格闘でようやく勝利をものにした。決勝戦の対戦相手は台湾の選手。この対戦もスカッとした勝ち方ではなかった。

準決勝戦は11分の長丁場を凌いで勝利した
昔、高校の対戦を見に行ったが、誰でも勝敗が分かる試合内容だった。それがオリンピックとなると実力伯仲の対戦だからなのか1本勝ちが非常に少なく感じる。
表彰台の高藤選手
5年前のリオデジャネイロ五輪の柔道男子60キロ級で銅メダルに輝いた高藤直寿は、一夜明けた7日朝(日本時間7日夜)に記者会見し「目が覚めて、メダルの色が違う。部屋の天井を見つめながら思った」と悔しさをにじませたという。あれから5年、練習に練習を重ねてとうとう金メダリストになった。おめでとう!

サンモニ出演の谷亮子は、金メダルを獲得した高藤については「リオ大会で銅メダルの経験から金メダルを狙ってきた。2回戦で世界チャンピオン経験者と対戦大きなヤマ場が最初から続いたが、準決勝では延長戦で柔道のうまさ、技のキレで粘り強く勝つことができた。決勝も『これが高藤の柔道です」という柔道ができた」と分析した。
谷と同じ階級の女子48キロ級で銀メダルを獲得した渡名喜風南については「金メダルを目指していたと思うんですけど、得意で磨いてきた寝技で2回戦から出し尽くすことができた。準決勝が大きなヤマ場で勝つことができたが、決勝は力負けと感じたが、初出場で銀メダルは素晴らしい」と称え、今後に期待した。


さすがベテランのコメントである。

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