2021年7月21日水曜日

久しぶりに映画の団体鑑賞

昨日、荒屋悠々サロンが企画した「いのちの停車場」の映画鑑賞が行なわれた。荒屋バス停前に10時20分集合、4台のタクシーに分乗し金沢イオン4階の映画館に向かった。参加者は町内在住の60才以上を対象に参加者募集をした結果、18名が参加した。金沢ロケと吉永小百合主演の映画とあって、多数の希望者の申し込みがあった。

チラシの絵は卯辰山見晴台から浅野川一帯や小立野大地を遠望したイラスト画である

映画のあらすじ:東京の救急救命センターで働いていた、62歳の医師・白石咲和子は、あることの責任をとって退職し、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療の医師になる。これまで「命を助ける」現場で戦ってきた咲和子にとって、「命を送る」現場は戸惑う事ばかり。咲和子はスタッフたちに支えられ、老老介護、半身麻痺のIT社長、6歳の小児癌の少女……様々な現場を経験し、学んでいく。家庭では、老いた父親が骨折の手術で入院し、誤嚥性肺炎、脳梗塞を経て、脳卒中後疼痛という激しい痛みに襲われ、「これ以上生きていたくない」と言うようになる。「積極的安楽死」という父の望みを叶えるべきなのか。咲和子は医師として、娘として、悩む。

松坂桃季、広瀬すずも好演した
6才の少女が小児癌の末期症状になり 次に生まれるときは人魚に と口にしたのを聞き、松坂桃季が海に連れて行き抱いて海に浸かったシーンは涙を誘った。
我が子である医師に安楽死を迫った
また、吉永小百合医師の父親役田中泯が痛みが余りにも辛いから、楽に死にたいと安楽死を要求した。映画は安楽死させると思わせるところで映画は終わった。

そういえば自分の親父が脳梗塞を発症したときに、死ぬ注射を打てと真剣なまなざしで訴えた。そんなことする医師はいないというと、3男で医師をしているのに頼めと強要したが、そんな求めに応じるわけには行かなかったことを思い出した。
いろいろ考えさせられた映画であった。

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