2021年2月3日水曜日

二足のワラジ?

金鉄局に勤務していた5年先輩が消防団員をしていた。業務中でも半鐘が聞こえれば現場に向かうと聞いた。そんなことを思い出す記事があった。先月6日に石川県輪島市で開催された県消防団活動発表会で、「私は、『消防団』先生」と題して異色の経歴を語り、金沢市内の小学校の先生が最優秀賞を受賞したという。今月に開催予定の全国消防団意見発表会に出場されるそうだ。

消防団員は地方公務員非常勤特別職

消防団は、常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけ、その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員であると位置づけされている。

橋本浩志さん=金沢市役所で
最優秀賞受賞の橋本さんは金沢市立浅野川小学校で教壇に立つ傍ら、子どものころから憧れた消防団の活動にも加わる。実家の近くに消防団の機械器具置き場があり、幼い頃はサイレンの音を聞くと、夜中でもパジャマ姿のまま向かって、団員たちを見送っていた。「消防団の人たちが駆けつけて、消防車に乗り換えて出て行く。あれがとても格好良かった」と振り返る。

教師という仕事に憧れたのは高校3年の時のこと。受験が迫る時期に、担任の教師から「一尺を掘れ」と刻まれた鉛筆をもらった。目標を達成できるかどうかは、諦めずにあと一尺(約30センチ)を掘ることができるかどうかだ――。生徒たちが悔いなく受験を迎えられるための粋な計らい。その姿に「教える仕事っていいな」と思ったそうだ。

こんな人が消防団員だとは心強く思う。消防団員として活躍される場が少ないのが最善だが、いざというときの活躍を大いに期待したい。

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