2021年2月20日土曜日

平山画伯の絵に魅せられて西安へ

戦後を代表する日本画家、平山郁夫などの作品をもとにした偽物の版画が、数年前から百貨店などで流通していたとみられることが分かったという。画商でつくる組合の調査に対し、大阪の画商が販売したことを認めているということで、警視庁は著作権法違反の疑いで捜査している。20年ほど前になるが、産業展示館で古物展示会があった際に、平山郁夫画伯のリトグラフがあったので思い切って購入した。製作ナンバーがあるので本物だということで購入した。

平山画伯の絵画に惚れ込んだのはもう30年程前からである。シルクロードシリーズが数多く描がかれたのだが、その起点の西安に大雁塔が現存する。

西安(長安)の大雁塔

平山郁夫画伯の「大雁塔」
この絵に魅せられて上海経由で西安に赴いた。そして6層の最上階まで登り小さな窓からシルクロードの隊商をイメージした。この大雁塔が老朽化のため入場禁止になったという。我々が入場した時の階段は狭くて急、かつ、すり切れて板が丸くなっていた。今から思えば最上階まで行けたことが奇跡的で、本当に行った価値があると思える。

入り口付近で撮影

贋作絵画は各デパートで売られていたという。
どの方も超一流画家

そんなニュースに接して西安旅行を思い出した。もう20年前の出来事になっちゃった。

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