2020年8月14日金曜日

国際登録となる花の名称募集!

深紅ののとキリシマツツジに魅せられている1人だが、その品種のうち能登独特のキリシマツツジが三品種あるという。そんな話しは初めて知ったのだが、その花の名を募集中なのだとか。

NPO法人「のとキリシマツツジの郷」(能登町柳田)は、のとキリシマツツジのうち「けら性(しょう)」と仮称される三品種の名称を公募している。いずれも能登独自の品種と考えられているが、これまで正式名称がなかった。採用された名前はそれぞれ、国際規約に基づいて品種名として正式登録される。応募締め切りは九月十五日。

どんな花なのか、新聞記事を引用してみよう。名称は仮称としている。

けら一重
けら二重
けら蓑咲き
けら性は、すでに命名されている「本霧島(ほんきりしま)」の朱色よりも不鮮明で、暗色か淡色の花弁を持つのが特徴。花弁が一重の「けら一重(ひとえ)」、ガクが不完全に花弁に変化した「けら蓑(みの)咲き」、ガクが完全に花弁化した「けら二重(ふたえ)」の三品種。仮称の「けら」の語源は諸説あるが不明という。

同法人によると、命名は能登をイメージさせ、海外市場に出た時に異国のロマンを感じさせるもの(「能登の春」など)を想定している。単に花の色や形、大小を盛ったもの(「赤い蓑」など)は、国際規約により登録できない。

のとキリシマツツジは、園芸の本場・英国の王立園芸協会から同法人に依頼があり、昨年末に苗木百本を輸出。多くの観光客が訪れる「エクスベリーガーデン」などに来年以降植樹されることが決まっている。大路篤夫理事長(75)は「能登らしさやのとキリシマの美しさを海外にもアピールする名前を自由に考えてもらい、能登に活気をもたらしてほしい」と呼び掛けている。
申し込み要領:同法人のウェブサイトで公開している応募用紙に記入し、電子メールかファクスで申し込む。個人や団体問わず誰でも応募できる(複数案も可)。採用者にはのとキリシマツツジの苗木や町特産品のセットを贈る。結果発表は十月末の予定。

芦田邸ののとキリシマツツジ
深紅のキリシマツツジは何度も見たが、淡い色のけら・・・は写真で初めて知った。
関心のある方、ふるってご応募を!

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