2019年4月25日木曜日

ふるさと探訪のツール

グーグル地図をズームアップすると、自然的にストリートビューに切り替わって付近の風景が映し出される。これが世界中の地図でも見ることが出来る。これは非常に素晴らしいことなのだが、世界各国で裁判沙汰のトラブルがあるのだという。

日本では家々の表札や店舗の電話盆号が多く写っているほか、「関係者以外立入禁止」と明記されている道路や、女子校の敷地内にある道路など公道以外で撮影を行っていること、さらに横浜市の条例に違反する行為や自動車通行止めなど通行規制を無視して進入した事例も報告されている。

地方自治体や弁護士らも動いており、東京都杉並区は2008年8月12日と11月7日にGoogleに対し「プライバシーへの配慮と削除要請への適切な対応」を申し入れており、全国の地方議会から何らかの規制検討や、撮影の事前告知を求めるといった内容の意見書提出も相次いでいる。福岡県弁護士会は2008年12月2日に「ストリートビューサービスの中止を求める声明」を出したという

そんな問題はさて置き、実家付近のストリートビューで幼かった日々の思い出を振り返った。

実家のすぐそばにある諏訪神社
この付近のストリートビューの撮影が2018年7月と表示されていた。この写真を見ると「キリコ」と神社の幟や提灯が写っているではないか。在所の祭りは7月26,27日と決まっていたが、何年か前から直近の土日に変更されたという。で、撮影車が通過したのが去年の7月月末の土日いづれかということができる。

さて、この諏訪神社境内や神社内、物置や天井裏の隅々まで子供の頃の遊び場だったところである。7月の祭りでは境内に2本のキリコが立った。夜10時頃、神輿が先導してキリコが動きだす。ここから火の宮まで約500mを10回くらい休憩しながら進む。

約200mの位置にある市姫神社で神主が祝詞を奏上する
この火の宮で再び祝詞奏上 
祝詞奏上の間、キリコ人足は一升瓶のたらい回しでがぶ飲みする。祝詞奏上が終ると鉦や笛、太鼓のテンポが急に速くなって2基のキリコが神社の周りを人足が小走りになって動く。これが最大の踏ん張りどころである。諏訪神社に戻る頃は日が変わる。最後に境内の広場を小走りになって練りあるく。これが夜祭、翌日午后三時頃再び同じコースを辿って祭りは終わる。最近は人手不足でキリコは1基、それも小型のものになった。まだ、車輪がい付けてないのがせめてもの救いか。

火の宮の裏の椿
火の宮の裏手の民地に椿の大木がある。子供の頃、この木に登って椿の実を採った。この実で算盤を磨くと動きが滑らかになった。

まだまだ思い出がつきないぞ。それは明日にしよう。

0 件のコメント: