2019年4月19日金曜日

時代は大きく変わった!パソコンに向かって回答

昨日は全国一斉に中学3年・小学6年を対象にした学力テストが実施された。
一昨日になるが、中3の孫に英語のヒヤリングや会話のテストをどんな方法でやるのか聞いた。「パソコンでやる」というので、「一人ひとりパソコンがあるのか」と聞いたら「うん」と返事した。ヘぇー、そんなことができるのか!と感心したのだが、今日の朝刊を見て納得した。凄い時代になったもんだなぁと記事の写真を見ながら感心した。


だけど、直ぐ疑問が湧いた。生徒一人一人の回答をどのような方法で採点するのだろう?生徒全部のPCを何人の先生で開いて回答が正解かどうかを判定し、そしてその採点は先生の判断が個人的な片よりがなく公正なのか?発音なんかは先生の感受性で採点が左右されまいか?等々・・・

吾々の世代は中学、高校と英語を学んだ。学んだことは事実だが、海外旅行では殆ど役に立たなかった。6年間学んだのに話せないのだ。何のための学習だったのだろうか。受験生のための英語と云われる。本当にそうだった。
海外でその国の人々とコミュニティーが取れない歯がゆい思いをしたのは自分だけではなかろう。東京や日光で外国人から道を尋ねられ、うまく返答できない悔しい思いも忘れられない。

現代の中学生は恵まれている。一人ひとりPCが用意されて授業が進められる。この環境の差は大きい。それに小学生から英語の授業が導入された。現在進行形、動詞、助詞、形容詞・・・そんなことは何の役に立った?会話ができない英語の教育は不要なのだ。

さて、昨日も一昨日も好天だった。新聞にはもう田植えが始まったと伝えた。


先日、久しぶりに気の知れた間柄の人の事務所にお邪魔した。
最近は田んぼの仕事で事務所を空ける時間があると云われた。その人は今年で田んぼ仕事は手仕舞いするのだという。体力的な理由もあるようだが、農機具類のメンテ費用が馬鹿にならないし、肥料代等をトータルすると、米の売却費の大半を占め、利益どころか人件費さえも出ないという。

国道8号線より以西の農地は都市計画法上は「良好な農作地帯」に指定されているが、耕作者は専業農家として立ちいかないため、「ながら農業」を仕方なく続けておられる。
後継者がある農家はごく少数。行政は農耕者の実態調査を実施し、土地利用をどのようにすれば望ましいのか緊急課題として取り上げるべきと考えるのだが・・・・

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