2022年2月27日日曜日

昭和22年から今も続いている「若い力」

昭和22年といえば終戦の2年後。この年に金沢で第2回国体が開催されたという。自分はまだ5才だった頃である。その6年後、自分は小学5年生だったが、その時どういうわけか「若い力」の演技を覚えさせられた。6年生になってからも運動会で演技をした覚えがある。

第2回国体から「若い力」の演技が始まった
金沢全小学校6年生4,000人による
記事引用
昭和22年10月30日 雨の多い金沢では珍しく、明るい日本の未来を予期するかのように爽やかに晴れ上がった秋空と昭和天皇臨席のもと開会式会場の金澤市運動場(現 金沢市営陸上競技場)で、力強く軽快な「若い力」のリズムに合わせて金沢市内の小学6年生男女約4,000人が大観衆を前に堂々と躍動感あふれる演技を披露しました。

これが初めて公に披露された「若い力」の始まりでした。

「若い力」が制作されて70年以上が経ちますが、第2回国民体育大会が開催された金沢市営陸上競技場で、金沢市の小学生たちは今なおその伝統と歴史を脈々と受け継いでいます。


今も続いている千坂小学校の「若い力」
金沢市小学校連合運動会では今も国体が開かれた市運動場で全6年生が演技している

この「若い力」の演技は、当時、石川師範学校男子部付属小学校に勤務する稲場四郎先生や野町小学校の勝尾信子先生、文部省職員の3名で創作されたという。
稲場先生は、大正8年(1919年)生まれ、60歳まで教師、校長として小学校に勤務し、70歳まで保育園園長として子どもたちと楽しく過ごされたそうです。

何年か前だったか、TVで金沢市内の路上を2,3人で歩く若者に、「若い力」出来ますか?とインタビューした。そうしたら躊躇なく演技を始めた。これは凄い事だと感心した。
自分はもうすっかり忘れたしまったが・・・。

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