2021年6月5日土曜日

町長が替って展望デッキ案廃止?

3月に能登町長選があった。前町長は不出馬だった。新しい町長になり、旧役場取り壊しが終わったことから、その跡地利用の計画変更が浮上したという。旧役場は「いやさか広場」に面しており、展望台が完成すればあばれ祭りの最上の見物席になったであろうと想像できる。

宇出津港いやさか広場と旧役場

旧役場撤去完了
町は昨年6月の町議会全員協議会で、長さ37m、奥行き12m、高さ4.5mで、座席数120の展望デッキ建設計画を発表。解体費を除いた整備費は約一億五千万円を見込み、2022年度に着工、23年度にも完成予定としていた。計画案が実現すれば、あばれ祭りのクライマックスを満喫できる展望デッキは最高の見物席となる。

あばれ祭りのクライマックス
しかし、九十九湾イカの駅ツクモール傍に設置した巨大なイカのモニュメントをめぐり、なんであんなものを作る必要があるかと議論が百出しているようだ。これに懲りたのか?

九十九湾のほとりに設置されたイカの駅ツクモール
多額の税金が投じられたことについて、英BBC放送など海外メディアが続々と報道している。主な理由は、国の新型コロナウイルス感染症対策の地方創生臨時交付金2500万円が設置費用に充てられたためだ。町内でも賛否が割れる交付金の使い道は、海を越えて波紋を広げている。 
巨大なイカのモニュメント
このモニュメントが設置された場所に、能登線の建設事務所である国鉄岐阜工事局小木工事区があった。昭和36年7月から約1年間はこの事務所に勤務して、工事の進捗に伴い鵜飼工事区に移動した。そんな出来事がなつかしく思い出された場所である。

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