2021年3月5日金曜日

出来そうで出来ないことをした「凄い人」

咄嗟の判断で人命救助したある人のニュースがあった。実際、こんな局面に遭遇したとき、自分だったらどんな行動が出来たかと自問自答しても、先ずその成り行きを眺めているだけだっただろう・・・と。

国道42号を乗用車で走行中(
一月二十七日午前十時二十五分ごろ)対向車線の車が中央線を越えてゆっくりと近づいてきたのを確認した。運転者の女性の様子がおかしかったため、路肩に自分の車を止めて外へ。クリーピング状態で対向車線側のガードレールに近づく女性の車の運転席のドアを開け、ブレーキを踏んで停車させた。

女性に呼び掛けても意識がなかったため一一九番し、消防が到着するまでの六分間、女性に心臓マッサージを施した。救急車と搬送先の病院で自動体外式除細動器(AED)による電気ショックを複数回与え、十時五十五分に心拍が再開した。女性は二月十一日に退院し、日常生活に復帰した。


市消防署南分署(新居町)であった表彰式には、佐野さんと助かった福川良子さん(72)=白須賀=が出席。佐野さんが杉浦昌司消防長から感謝状を受け取った。


救助した佐野さんは、半年前に受けた救命講習を思い出し、「消防からの電話の指示通りにマッサージした。助かって何より」と振り返った。助かった福川さんは「当日のことは記憶にない。佐野さんがいなかったら普段通り生活できている今の私はない」と感謝したという。

半年前に救命講習を受講したという。自分もこの救命講習を2,3度受けたことがある。AEDの操作もやってみたことはあるにはあるが、実際に目の前で人が倒れた場合、119へ電話して心臓マッサージや口をあて人工呼吸ができるか・・・、恐らくただおろおろしているだけのように思う。適切な処置で車を停車させ心臓マッサージ、救急車&病院でAED、この間30分で鼓動開始したという。意識を失ったとき、偶然通りかかった佐野さんという人に出会わなかったら、今日の福川良子さんはいなかっただろう。佐野さんに拍手喝采を贈りたい!

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