2018年9月30日日曜日

日本のてっぺん紀行②

9月25日午前8時30分、礼文島香深港(かふか港)に到着して、宗谷バスに乗車した。礼文島の人口は2,700人前後である。

利尻山から見た礼文島全景
礼文島の観光地
礼文島は利尻島の北方19kmの位置にあり、島全体が草花に覆われた丘陵地で樹木は殆どない不思議な島である。一方の利尻島は火山島でほぼ円錐形となっており、エゾ松やトドマツの大木もあったり、そのほか本土と変わらない森や山の景観が見られる。
バスは東海岸線に沿って北上、最初の観光地スカイ岬に向かった。
スカイ岬

スカイ岬 透きとおった海水の名所
かなりの段数の階段を登る 大勢の観光客が訪れていた
スカイ岬(澄海岬)から再びバスに乗車、最北端のスコトン岬に向かった。

この崖下に民宿がある
スコトン岬から樺太が見える時もあるとか
スコトン岬
スコトン岬を見て帰りの駐車場傍に土産物屋がある。観光客は必ずここに入るので狭い店舗は超満員となる。

賑わう店舗内
全島草で覆われている
利尻島は海岸に沿って1周できるが、礼文島は西海岸は遊歩道しかない。

島は想像していたよりはるかに広い 遠くの先端部も島の一部
北のカナリアパーク 向かい側は利尻島利尻富士
ここは礼文島の南にある、映画のロケのために作られたセットだが、高台にあり利尻富士が一望できる観光スポットになっている。
5年前にできた比較的新しい施設ではあるが、昔ながらの校舎を模したセットは本物のように見えて、離島の分校といった雰囲気を醸し出している。

映画「北のカナリア」分教場のセット
この教室の教壇に立つ「像」があるのだが、何時間かの間隔で吉永小百合が浮かび上がって「ようこそ北のカナリアにおいでくださいました・・・・」とリアルな姿で話しかける装置なのだ。
建物の内部は著作権等の問題もあり、ほぼ撮影禁止だが、たいしたものではないため、ここは風景を見るための場所という感じである。
バスはフェリーターミナルに戻り、ここで昼食となり、海鮮どんぶりを頂いた。
そして午後1時過ぎ、19km先の利尻島に向けフェリーに乗った。

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