2018年9月15日土曜日

7年という歳月

昨日は週2回開催しているカラオケ同好会があった。参加者は4人。久しぶり4カ月ほど休んでいた81歳の女性が顔を見せてくれた。その人の近くに住んでいる80代後半の女性が「家ばかりにいたらおかしくなるからカラオケに行こうよ」と半強制的に連れてきたのだという。その連れに行った女性も3カ月ほど休んでいた。その理由はがんの治療のためであった。

平成22年春に竣功した会館を有効利用するために、各種同好会を立ち上げたその一つがカラオケ同好会であるが、発足時には十数名が会員となって大にぎわいの同好会となった。その同好会の会員もいろいろ事情があって大半が辞めてしまった。辞めたというより高齢のため体調が良くないためやむを得ず辞めた人なのである。

91歳の男性は認知症が進んだということで介護施設に入所された。それまで、週2回の定例会は皆出席、それでも物足りなく思い、近所のカラオケ店に1人で通ったり、かなり遠方のカラオケ店にも足を伸ばして、新曲を次から次に覚えてきて同好会で歌ってくれた。
近所のカラオケ店 道路を挟んで2店舗ある
また、裕次郎の唄を本人そっくりに歌う男性は、胃がんの手術をして家に療養中となってしまい同好会には参加されなくなってしまった。
その他、亡くなられた人が二人、ケガで歩行困難になった人、ご主人と一緒に参加していた女性はご主人が亡くなられたため欠席されるようになった。

カラオケ同好会の発足にあたり、テレビに接続すればすぐ歌えるという触れこみのカラオケマイクを備え付けたり、youtubeから3千曲をPCに保存したりして要望に応えられるようにした。新曲はyoutubeに直接接続してほぼ要望に応えられる選曲となっている。

2カ月前に町会がカラオケ大会を開催した際には、15人ほど参加してくれた。だが、平日開催のカラオケ同好会にはどうしても都合のつかない人が多い。
如何にして多くの会員を勧誘できるか、思案六法中である。

今日の朝刊に100歳以上の統計が発表された。
厚生労働省は15日、100歳以上の高齢者が全国に6万7824人いると発表した。前年から2132人増え、47年連続の増加だという。今年度中に100歳になる人も3万2097人と過去最多だった。厚労省は「医療技術の進歩などが影響している」とみている。

同省によると、国内最高齢は鹿児島県喜界町の田島ナビさんで117歳。男性の最高齢は北海道足寄町の野中正造さんで112歳。

在宅というのが素晴しい
今日は9月15日だが、老人福祉法は9月15日を「老人の日」と定め、厚労省は毎年この時期に100歳以上の人口をまとめている。住民基本台帳に基づき、15日時点で100歳以上となる高齢者の数を1日現在で集計。大半は女性で、5万9627人と87.9%を占めた。
100歳以上の男性が占める割合が10%余、聖路加病院の日野原さんは確か105歳、そんな中、野中正造さんは112歳とは素晴らしい!


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