2018年9月12日水曜日

瓢箪アート

転居する前に住んでいた家の庭に藤棚が設置してあった。藤棚ではあるが藤は一度も植えたことがなかった。ある年に瓢箪を植えてみた。それがたいそう豊作となって、金たらいに水を張って中身が腐るのを待った。
つるの付け根に穴を開けて中身を取りだして完成なのだが、もう随分年月が経ったので今は残っていないのが残念に思う。

専門農家の瓢箪栽培 でかい!
 こんな大きな瓢箪を収穫してからどうするのか、その後を知りたいと思う。
瓢箪に絵を描いたり彫刻をする「瓢箪アート」に使用するのだろう。
そんな中、穴水町川島の高橋勝博さん(69)がヒョウタンを彫刻して絵を描いた作品の展示会「ひょうたん遊び」が三日から十五日まで開かれている。高橋さんはヒョウタンを種から育て、手製の道具で「七福神」などのイラストを大胆かつ繊細に描く作品づくりを日々楽しんでいるという。


高橋さんの作品
十五年ほど前に友人に紹介され、趣味でヒョウタンの作品制作を始めた。自分の畑で栽培して乾燥させ、目立てやすりを使った自作の道具で表面を彫る。さらに漆を塗って拭き取ると、絵が浮かび上がる。
長年没頭し、堅いヒョウタンを削る手の指にはたこができるほど。「ヒョウタンは一つ一つ形や表情が違って、見ているだけでも楽しい。そこに手を加えると、さらに面白くなるんです」と笑う。

今回は十~六十センチほどの大小さまざまな約六十点を展示する。タカや鳳凰(ほうおう)を描いた作品は羽の細かい部分まで再現して気品がある。迫力ある「風神雷神」のほか、穴水町出身の大相撲遠藤関や自身の孫を描いたほほえましい作品も並ぶ。

二年前から地元の放課後児童クラブの子どもたちにヒョウタンの絵付けを教えている。「ヒョウタンの作品は小さい子からお年寄りまで楽しめる。一度見に来てほしい」と話している。
これはプロの作品
瓢箪アートも写真のような透かし彫りは素晴らしい。制作にどれだけの時間と労力がかかったのだろう。
たかが瓢箪、されど瓢箪である。

0 件のコメント: