2018年9月11日火曜日

シルバー川柳って初めて知った

もうすぐ敬老の日がやってくる。先日、町内の民生委員からハガキが渡された。
そのハガキの案内によると、千坂地区社会福祉協議会が主催する9月20日テルメ金沢において敬老の集いが開催されるという。会費500円、飲み代は自己負担。今年から参加要件である75歳以上となって初めての案内があった。
実はこの敬老会にはある役職の関係で3回ほど出席させていただいた。以下の写真はその際に撮影したものである。

大宴会
町内の舞踊グループが踊りを披露したり、カラオケも20名限定で前に立って歌ったりと結構楽しんでいる。

カラオケタイム
最後に「ふるさと」を合唱
さて、敬老の日を間近に控えた9月7日に「第18回シルバー川柳」の入選作品が公開された。応募者の平均年齢は69.2歳だというが、それだけに深みがある珠玉の作品がズラリと揃っているのだ。
・味わい深い作品
今年で18回目を迎えたシルバー川柳。シルバー川柳とは文字通り「シルバー層(高齢者層)」をテーマにした川柳のことで、シニアたちの境地が垣間見える “味わい深さ” こそが最大の特徴だ。

今回発表されたのは、応募総数7872句の中から厳しい審査を勝ち抜いた「入選作品20句」である。以下で一気にご紹介しよう。
・第18回「シルバー川柳」入選作品

デイサービス 「お迎えです」は やめてくれ

ベンツから 乗り換えたのは 車椅子 ←退職して数年くらい経ったのかな?

朝起きて 調子いいから 医者に行く

百年も 生きりゃ貯金に 先立たれ

仲いいね いいえ夫は 杖代わり

「インスタバエ」 新種の蝿かと 孫に問い ←ナウい作品!

うまかった 何を食べたか 忘れたが

Siriだけは 何度聞いても 怒らない

靴下を 立って履くのは E難度 ←今、体操界はパワハラでもめているが

「ご主人は?」 「お盆に帰る」と 詐欺に言い

もう止めた 検査ばかりで 病気増え ←検査するたび何かが見つかるもんなぁ

お揃いの 茶碗にされる 俺と猫

納得を するまで計る 血圧計

家事ヘルパー 来られる前に 掃除する

歩幅減り 歩数が増えた 万歩計

私だけ 伴侶がいると 妻嘆く

古希を過ぎ 鏡の中に 母を見る ←そういえば誰かさんが云っていたなぁ

無宗教 今は全てが 神頼み

君たちも どう生きるかと 子に聞かれ

懐メロが 新し過ぎて 歌えない ←歌の題名が中々でて来ない!
どれもこれも苦境をポジティブに昇華した素晴らしい作品ではなかろうか? ひとつだけ確かなのは、今はピンと来なくても長く生きていれば「いずれわかる日が来る」ということだろう。      参考リンク:公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 

今でも覚えているサラ川
・マイホーム 手が出るところは 熊も出る
・バーコード 1年たったら コードレス

思わず苦笑!


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