2022年7月26日火曜日

診療報酬を加算する仕組みがやっとスタート!

4年前、胃カメラ検査で担当医が「念のためCT検査しましょう」と言われてCT検査した。
その結果、胃腸科の担当医は「CT検査で異常は認められなかった」と告げた。
夕方、病院から電話で明日もう一度来てくださいと連絡があった。
病院に出向くと胃腸科の先生が、「放射線担当医から胃部以外の部分で異状があった」と説明を受けた。左腎臓に直径2cmの黒い部分があると告げられた。
ロボットで7時間も手術した。除去した部分の細胞検査で腎臓癌ということがわかった。

この病院では、CTに異状が認められれば、検査依頼部署に限らず患者に異状があることを報告するシステムとなっているようだ。これはどの病院でもそうしているものと思っていたが、千葉大で依頼科目で異状が無ければ他に目を向けるとをしなかった。
千葉大で受診していたら、今の自分は無かったと思うと背筋が寒くなる。

千葉大だけでなく全国至る所の病院がこうだった
朗報:厚生労働省は、CT検査など画像診断報告書の記載内容を見落とす事案が相次ぐ状況を受け、医療機関が報告書の管理体制を整備した場合、診療報酬を加算する仕組みを本年度からスタートさせた。がんなどの治療開始の遅れを防ぐため、院内で診療科と放射線科といった関係部門の連携を促す狙いがある。医療関係者からは「ミスや過誤を防ぐ対応に加算が認められるのは異例で画期的」との声が出ている。

画像診断結果の見落としは頻発しており、患者が死亡するなどの重大事案も起きている。2018年には千葉大病院が、患者9人のがんの所見を見落とすなどして、うち2人が死亡する事案があったと発表した。

お陰様で手術後4年が経過し全く普通の生活をしていることに感謝している。

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