2020年12月30日水曜日

子どもの頃は二度あった「正月」

中学生になる頃までは正月は二回あった。昭和30年前後を境に、旧正月は急激に廃れた感がある。そもそもなぜ旧正月があったのか余り関心が無かった。商店街の大売り出しは旧正月の行事だったし、家庭では正月よりも旧正月の方が賑やかだった。沢山の餅を搗いて雑煮を食べ、かき餅も旧正月に搗いたものだ。

もうすぐ正月を迎えるのだが、旧正月は2月12日なのだという。陰暦だから1ヶ月遅れではないのだが、我々世代の旧正月は1ヶ月遅れの2月1日だった。明治政府が太陽暦を採用して80年前後までは習慣が消えなかったということだろう。習慣がなくなった要因は、「旧暦のお正月は会社が休みにならない」という理由から旧正月を祝う習慣は廃れていったという。

          一足早く新年の平穏を願う参拝客=白山市の白山比咩神社

そういえば中国では「春節」といって国民の祝日で長期休暇が続いている。ベトナムでは「テト」である。 台湾や韓国でも旧正月を盛大に祝っているようである。

春節という

白山比咩神社で27日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた分散参拝で、一足早く新年の平穏を願う人たちの姿が多く見られたという。同神社では今月21日から大みそかまでを「向春詣(こうしゅんもうで)」と称し、初詣に代わる参拝を提案している。期間中は新年の縁起物も一部頒布している。

待つこと1時間半 だけど「御利益」が
今年の初詣は上の孫が大学、下の孫が高校受験だったので、金沢神社へ合格祈願に行った。約1時間半ほど長い行列に並んで参詣した。その御利益はあらたか!二人とも見事難関突破!合格を果たした。な、訳でこの度は年が明けたら初詣は在所の八幡様にしよう。

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