2020年9月25日金曜日

超ド級のポツンと一軒家

 ポツンと一軒家という番組は高視聴率だという。この番組を見始めたのは一昨年くらいか。 何せ集落から車1台がやっと通れる荒れた道を30分以上も走って、ようやく到着する場所にそれはある。石川県内でも白山市と珠洲市の一軒家の放送があった。冬場は閉鎖するという黒部の山の中で料理旅館を営んでいる場所にもカメラは行った。

そんな中、これまで見た番組の中で度肝を抜かれた番組があった。今月初めに放送された北海道のポツンと・・・である。
取材班が集落に入り、ちょうどホタテ収穫の片付けをしている人たちと遭遇。さっそく衛星写真を確認してもらうと、「この家は知ってるよ!このあたりには一軒しか家がないから。会ったことはないけども」と、住人のことは知らないまでも家があることは間違いないようだ。

その道のりは、大通りをずっと進む順調なもの。目印の赤い橋もわかりやすく、そこを渡ってしばらく進むと日本庭園のような落ち着いた趣の公園らしき場所が見えてきた。
そこにいたポツンと一軒家の住人らしき男性が家まで案内してくれることに。するとそこには…あっと驚く圧巻の空間が広がっていた。

こ、これを1人で設計施工した?

広大な山地を購入して大公園並みの光景に仕上げた
この人の並外れた構想力、資本、技術等が揃っていないと、これだけの景観は作れないだろう。里にある自宅の奥様の理解も当然必要である。造園協会の研修会場にも提供しているという。それにだ、400m掘って温泉を引いて露天風呂まで完備した。
高級旅館並みの露天風呂である
外山さんは77歳だという。自分と同年齢だが、その行動力にしろ、資金力にしろ、ただただ感服するのみである。爪の垢でも煎じて飲まなければ・・・・・。

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