2020年6月8日月曜日

山を降りた熊たち


最近、気になるのが住宅地にも熊が出るようになったことである。10年前まではこんな話は聞いたことが無かった。鹿も猿もだ。



つい4,5日前にも、金沢市中心部の東山付近でクマが相次いで目撃されたという。東山から少し離れた寺の境内の木に登っていた熊は捕殺された。
住民は「人とクマの境界線が無くなったな」と話す。
以前は、クマが山の中から出てくることはなかったというが、最近では当たり前のように家の周辺や畑に現れるという。クマの行動範囲に明らかな異変が起きているのだ。


秋田ではこんな熊もいる
生態系の専門家は近年の異常気象で山の環境に変化、動物の生態系に異変が起きていることが、クマが住宅地に出現する一つの原因だと語る。
日本熊森協会相談役の主原憲司氏も「温暖化で昆虫が減っているんです。ツキノワグマは昆虫を食べる。そのためクマが下に降りていると考えられます」と分析している。

杉の木には実はならないのになぜ登るのだろう
山のクルミや椎の実などが不作というが、まだそんなシーズンではない。やはり温暖化で昆虫が減っているという意見の信憑性が強い。蜂蜜が大好物という。そんな蜂もいなくなったからか?
トランプ大統領は地球温暖化という根拠が無いと云ってパリ協定から脱退した。そのうちアメリカの住宅街に出没するようになれば条約再加入となるか・・・な わけないなぁ。

0 件のコメント: