2020年6月16日火曜日

七尾城の魅力を体験する温泉旅館の女将さんたち

七尾城といえば数ある山城でも1,2位を競う規模を誇ったという。小学6年の新任の先生が畠山という人だった。先祖は七尾城主の畠山一族だったと自己紹介された。その頃はまだ12歳、歴史のことにあまり興味が無かった。それから随分と時が流れ、大河の「天と地と」で七尾城攻防が描かれ、改めて七尾城の堅固な要塞だったことを知った。

いつか、七尾城址に行ってみたいと思うようになり、十数年前に登った。頂上まで息を切らせて長い時間をかけてようやく本丸跡に立った。七尾湾と能登島のパノラマを満喫することが出来た。何枚か写真を写した記憶があるのだが、数ある写真フォルダーを探しても見つけることが出来なかった。

そして先日、和倉温泉の女将さんたちが七尾城址の本丸跡地にガイドから説明を受けている写真が新聞に掲載されていた。



和倉温泉旅館協同組合女将の会は、同市の七尾城山に登り、城跡でボランティアガイド「はろうななお」の案内を受けた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、営業を再開する旅館が増える中、観光客に七尾の魅力を発信する決意を新たにしたという。 

メンバーら九人は、城山のふもとにある七尾城史資料館(古屋敷町)から約一時間半かけて山頂付近まで登った。途中からガイドと合流し、本丸跡や石垣などを見ながら、能登国の守護・畠山氏の歴史について理解を深めた。

七尾城跡散策は、和倉温泉の旅館の営業再開が本格化する前に、郷土の魅力を知りおもてなしに生かそうと、初めて企画した。会長で「ゆけむりの宿 美湾荘」若おかみの多田直未さん(38)は「登ってみたことで素晴らしい景色も見られた。宿泊した方には自分の実感を持って、七尾城跡の観光をお勧めしたい」と話した。

しかし、折角体験して得た知識を宿泊客に紹介する機会というものはあるのだろうか。今度宿泊したときに聞いてみようか。
そして、七尾城址の展望台という写真を見つけたが、そんな立派な展望台は確かなかったように思う。位置を詳しく調べたら城址とかなり離れた山頂に設けられていることが分かった。

この展望台から本丸跡もみることが出来るという。もう一汗も二汗もかかないと行けない場所だから行くことはないなぁ。

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