2020年6月12日金曜日

学生支援でクラウドファンディング

最近よく聞く言葉に、「クラウドファンディング」というのがある。ネットで募金したところ、驚くことに1,2時間で目標額に達したという事例があった。
で、このクラウドファンディングとはいかなるものかを詳しく調べて見ることにした。


クラウドファンディングとは、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語で、インターネットを介して自分の夢や想いを世の中へ発信することで、その活動を応援したいと思ってくれる不特定多数の人々から少額ずつ資金を募る仕組みだという。


資金調達の方法として一般的な、融資、ローン、助成金、補助金などとは異なり、「誰でも挑戦できる手軽さ」や「返済リスクが無い安心感」、「拡散性の高さによるPR効果」などが魅力的な点としてあげられるとしている。
今日の新聞記事にも、
金大生支援、ネットで募る クラウドファンディング開始  という見出しの記事があった。
金大は11日、新型コロナウイルスの影響で生活に困窮している学生を支援するため、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを始めた。集まった寄付金で、支援を必要とする学生に最大3カ月間、月額5万円を給付する。

「コロナで学業継続が苦しい学生にご支援を 金沢大学修学支援基金」と銘打ったプロジェクトページで3千円から50万円まで、金額を選択して寄付できる。給付対象となる学生は、担当部署が審査した上で山崎光悦学長が決定する予定である。
クラウドファンディングサービスを運営する「READYFOR」(東京)と金大の業務提携の一環で、初めて実施した。期間は7月31日まで。目標金額は500万円で、期間内に達成できなくても集まった金額を受け取る形式とする。
金大では、アルバイト収入の減少や親の家計状況の悪化を背景に、経済的支援制度の申請
が増えているという。寄付した人は税額控除か所得控除を受けられる。

ひょっとしたら、町会行事の資金調達もこの方法で出来るかも知れない。夏に開催している盆踊り大会では、町会役員が100件以上も寄付金を戴きに企業等に回っているが、その労力は大変なのである。
また、町会の関連支援団体である「お助け隊」の資金もこの方式で募金できれば、ボランティアの報酬や資材購入費に充当できるかも知れない。どうだろうか?ご意見があればお聞きしたい。


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