2019年9月16日月曜日

五色沼の翌日、大内宿から会津鶴ヶ城で旅行の目的達成

松島観光を終え、バスは高速道路仙台ICから福島に進路をとった。しばらく走ると名取市に入り遠くの松林が見えた。そこは東日本大震災で大きな被害が発生した閖上地区である。

遠くに閖上地区の松林が
この閖上地区の被害状況の視察にも数年前に行ったことがあった。
平成25年6月金沢市公民館連合会視察時の閖上地内の状況
閖上中学校の屋上から被害状況を視察
もう6年前になるが、今年は被害地だった場所に市場が完成して多くの来客で賑わっているようだ。
バスは福島県に入って吾妻SAに寄った。

駐車場は大型貨物トラックで満車だった
高速道路を出てバスは険しい山道に入った。紅葉シーズンが来れば全山がくれない色に染まるだろう。そんなシーズンになればツアー料金がグンと跳ね上がるのだろうなぁ。
一山二山超えて漸く五色沼に到着した。

ホテル駐車場だが至近距離に五色沼があるという
五色沼は磐梯山が水蒸気爆発して山の姿が一変。その土砂が小川をせき止め沼になった。
時間があればボート遊びもいいのだが・・・
観光案内人によると、地上からは五色沼の色ははっきりと変化が認められないが、上空20mくらいからは赤や青、緑等の色が分かるのだという。ドローンに乗って上空から見てみたーい。5つのうち一つだけ周囲を散歩した。

翌日の最終日となって、朝9時に最初の目的地である大内宿に向かった。磐越自動車道をしばらく走って会津鉄道と並行した道路を行った。そのうち険しい山間部に入った。ダムがあって、奥入瀬川に似た渓流沿いを走行したがここも紅葉が楽しめるであろう。

大内宿の駐車場でバスを降り、5分ほど進むと「何だこりゃ」という景色にあっけにとられた。数十件の家々が全て茅葺屋根。よくぞこんな風景が今に残ったものだと唸った。

この家並みを見てタイムスリップした感覚
故事来歴を書いた案内板
家並みは突き当りまで
小高い見晴台があった ウーン、異様な感覚
殆どの家がお土産屋さんになっている
江戸時代に築かれたという大内宿なのだが、不思議に思うのは何故こんなに広い道路が設けられたのか。道路の両側には立派な排水路が設けられている。そんなに人通りが多いわけでもないし、馬や籠が通るのには幅3mもあれば十分なのだが・・・・。
それに、茅葺の家はだいたい同じ大きさなのだが、余程、村人の経済的余裕がなければ、こんな見事な家並みは出来ないだろうに・・・と、これも不思議。

駐車場に向かっている時に雨が降り出した。
バスはもと来た道を走り、最後の目的地である「会津鶴ヶ城」へと向かった。
会津はやはり郡山で建設技術講習会があった際に、新潟から磐越西線で会津で途中下車して鶴ヶ城を見物したことがあった。

鶴ヶ城へ
再建された城
天守閣最上層階から飯盛山方向
鶴ヶ城が最終観光地で、一路高速道路をひた走り上越妙高駅でバスを降りた。
それにしても新潟県は長ーいのだ。ここから富山までかなりの距離がある。
このツアー客は関西方面の参加者が大半を占めている。金沢駅から在来線で京都・大阪方面へ向かわなければならない。皆さん、お気をつけて。

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