2018年10月9日火曜日

全国初、ネット炎上の供養

1309年前の和銅2年(709年)創建の新潟県内最古の由緒ある国上寺が、ネット上の“炎上”は現代型の災難であるという考えのもと、炎上供養専用サイトをオープン。目的はきちんと供養することで、今後のネット上での無病息災を願うのだという。


10月7日に開催された「柴燈大護摩火渡り大祭」では、今年炎上したこと・投稿を柴燈大護摩の火に入れて、実際に焚き上げ供養したのだ。

柴燈大護摩火渡り大祭
まだ1週間もたっていない10月3日、「炎上供養専用サイト」を2日に開設したと発表、その奇抜な存在は、ネット上で瞬く間に話題となったらしい。
サイトは黄色を基調にし、中央にある寺院のようなものを上杉謙信や武蔵坊弁慶、酒呑童子などが囲んでいる。お経が流れ続け、何とも不思議な雰囲気だ。J-CASTニュースは4日、国上寺の住職に取材を行った。 

国上寺のホームページ
「クリックするだけで、少しでも気持ちが晴れれば」
サイトを立ち上げたのは、国上寺の住職を20年以上にわたって務める、住職の山田光哲さん(51)だ。サイトの開設は、寺の「若者離れ対策」だという。最近は「御朱印めぐり」ブームで若い女性も来るようになったというが、それでもまだ「お寺はおじいちゃんおばあちゃんが来るイメージがある」と話した。 

「若者離れ対策」が、なぜ「炎上供養サイト」なのか。山田さん自身は、ネットを頻繁に使うというわけではなく、炎上投稿を見ることはあまりないという。ただ、テレビなどで「炎上」関連の話題を目にすることがあり、サイトの開設を思いついた。
「知らない人に『あーでもないこーでもない』と言われると落ち込むと思います。(サイトの『供養』ボタンを)クリックするだけで、少しでも気持ちが晴れればなあと思います」

「仏教に基づく大義に『救済』というものがあります。(炎上して落ち込んでいる人に)誰かが手を差し伸べなければと思っています」
山田さんは、国上寺では「水子供養」や「ペットの葬祭」、他の寺では「下駄供養」など、世の中にはさまざまな「供養」があると話す。「若者離れ対策」、「炎上した人の救済」という理由はもちろんだが、「『炎上供養』はまだ誰もしたことないですよね?」と、これまでにない「供養」をやりたいという思いもあったようだ。

ブログやSNSでの発言に批判や中傷が殺到するインターネット上の、いわゆる“炎上ワード”を募集。それを印刷し、撫木に貼り、たき上げるもの。
サイト開設からわずか5日ほどしかたっていないが、供養してほしいという方々からのお願いがあるという。集まった炎上は、この日までに467件

自身も炎上経験があるという、本物の炎にもめっぽう強い山田光哲住職が、火渡りで身を清め、いよいよ“炎上供養”に。


467件の炎上が、再び炎上。
これが、日本で初めての炎上が炎上する様子。

現代はお寺といえどもSNSとの関係は、「あっしには関わりござんせん」といえない時代になったということか。
それにしても能登の過疎化で門徒衆が少なくなって、寺が成り立っていかなくなってきたという話は深刻である。どこの寺でも「炎上供養」ができるものではないし・・・・
今は兼業住職が一般的だが、後継ぎ時代には勤め先が確保できるとは限らないし・・・・

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