2018年10月5日金曜日

孫の修学旅行

孫が通う高校の修学旅行先が台湾だという。3泊4日の行程で2日に小松から台北に向け出発した。今日が最終日で、夕方、小松空港に帰着する。旅行の内容は、台北故宮博物院や学校の先輩である八田與市の功績を辿るため、烏山頭ダムを見学するという。
ダムの傍の公園には八田與市像や八田與市の住居も復元されたという。

烏山頭ダム
損壊されたが復元された八田與市像
昨年にダム傍の公園内に居宅が復元された
台湾で最も親しまれている日本人ということで、日本より台湾の方での八田與市はその功績を高く評価しているのである。花園公民館長からダムを見に行こうと誘われたのだが、その館長は亡くなられてしまったので機会を失ってしまった。花園公民館では毎年台湾を訪れているので、いずれ行ってみようかとも考えている。

数年前になるが、町会の集会所で「パッテンライ」というアニメ映画を孫と一緒に見た。
ダムの傍に立って、少しでも八田與市の功績を振り返ってほしいと念じている。土木屋の端くれとしてそんな思いがよぎった。

アニメ映画「パッテンライ」
二十数年前、台湾に旅行したのだが、その時代に八田與市という金沢出身の人物が台湾人に尊敬されているという事実は全く知らなかった。ダムとは反対方向の東海岸を観光した。與市の功績を綴った書籍もかなりに登っている。



それにしても台湾では80代の人であれば誰でも日本語を日本人と何ら遜色なく話す。日本人に非常に好意的である。自衛艦に旭日旗掲揚はけしからんと因縁を付けるどこかの国とは大違い。何故なんだろう、自分には理解できない。



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