2018年2月5日月曜日

電柱ロケット

今月3日、内之浦から世界最小ロケットが打ち上げられ、東大のこれまた世界最小衛星が軌道に乗ったという。
これは世界最小クラスのロケット「SS520」5号機。射場から約3キロ離れた宮原ロケット見学場には約1200人が集まった。昨年1月の4号機打ち上げ失敗を受けて「4号機のリベンジを」と願いながら打ち上げを見守った。

午後2時3分、ごう音と共に5号機が青空に吸い込まれると歓声が上がった。鹿屋市の会社員、五島啓晃さん(33)は家族4人で訪れた。ともに小学生で長男の冬馬(とうま)さんと長女の春実(ときみ)さんは「ロケットが速くてすごかった」と話した。宮崎県西都市から訪れた峯松明子さん(30)も「とてもきれいで感動した。無事上がってよかった」と語った。


1200人が歓声
どういう訳か「電柱ロケット」と云われる

発射成功!

東大が開発した重量3kgの世界最小人工衛星が搭載された
世界最小クラスの人工衛星ロケット「SS-520」5号機で打ち上げられて、軌道投入に成功した超小型衛星「TRICOM-1R」の愛称が「たすき」に決定した。
「たすき」は、東京大学が開発した重さ3キロの超小型衛星で、地球を周回しながら地上端末から送られるデータを収集し、搭載したカメラを用いて地球を撮影する予定だ。

東京大学大学院の中須賀新一教授は「たすき」と命名した理由を以下のように説明した。
衛星のメインミッションが、地上からの非常に弱い電波を受け取って、衛星で集めて中央の管制センターに送るということ。発展途上国のいろんな国の通信インフラがないところでも、地上のさまざまなデータを集められるということを目指すします。

これは、まさにたすきリレーのような意味で『たすき』という名前に、させていただきました。それと同時に、いろんな組織が一体となって宇宙開発を目指す世界への願いを込めています。

このニュースで池井戸潤の下町ロケットを思い出した。


小説はとても面白かったが、テレビでも放映されそれぞれの俳優は好演していた。
帝国重工の部長を好演した吉川晃司、彼は現在療養中だと聞いたが。
あのロケットはどでかかった

 2014年7月に北海道・札幌で開かれた「TEDx Sapporo」に登壇した1人の日本人のスピーチが、世界の人々の心を打った。

「僕は小さい頃から飛行機やロケットが好きだったが、やったことのない人から『できるわけない』と散々言われた。でも思い続けたらできるようになった」

植松努。北海道赤平市の小さな町で、従業員18人の植松電機という町工場の専務を務める人物だ。この工場では最先端のロケット事業を行っている。「NASA(米国航空宇宙局)より宇宙に近い町工場」と呼ばれ、世界中から技術者が視察に訪れる。

この人が下町ロケットの主人公のモデルではないかといわれている。
植松電機専務 植松努氏
そういえばホリエモンも北海道でロケット打ち上げに取り組み中である。昨年は打ち上げに失敗したが、今年中にリベンジを目指しているという。
JAXA以外のロケットが宇宙に向け発射されることは愉快なことである。

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