2018年2月21日水曜日

64でリタイヤ?そりゃ早すぎる!

パソコン画面に表示される設計図面を毎日チェックしていて、外の景色に目をそらした時、電柱が3重に見えるようになって、もうこれ以上仕事は続けられないと思い、退職を決断したのが64才だった。60才で定年退職して嘱託になったのだが、給与は高卒初任給並みに減額され、業務内容は以前と変更はなかった。減額の理由はたぶん年金が支給されるからということなのだろうけど、その年金は給与収入があるということで半額以下に抑制された。そんな不満を抱いて4年間勤務し、もう1年お願いできないかという話を断った。

ところが、である。昨日、ある話題に「エエーッ、90歳で現役?」と驚いた。

東京都足立区のオーダーメードシャッターの製造会社「横引シャッター」の平久守さん=同区南花畑=は、90歳になった今も、正社員として働いている。78歳の時に知人の紹介で入社。現在はシャッターを支える金具の一つを作っている。平久さんは「死ぬまで仕事を続けたい」と意気込む。

90才の職人 現役バリバリ
東京の下町で生まれ育った。幼いころ、近所にナイフを製造する町工場があったことから「ものづくり」に興味を持った。

20歳のころ、ハサミや包丁の溶接を主とする工場を自ら設立。長年、家族で経営してきたが、海外の安い製品の台頭で需要が減り、65歳で会社を畳んだ。

その後は、赤羽や錦糸町など都内各地をバスで回って散策するなど、リタイア後の生活を気ままに楽しんでいたが、12年前、知人から「年齢に関係なく新規雇用をしている」と現在の会社を紹介され、再び働き始めた。金具を作る作業は手作業のため、平久さんの長年の経験と勘が生きている。  勤務時間は午前10時から午後5時まで。片道30分かけて自転車で通う。会社側は少しでも長く働いてほしいとの思いから「雨が降ったら休んでいい」という特例を設けている。ステーキが好きだという平久さんは「仕事とうまいものを食べることが生きがい」と語った。

「わしゃ75まで現役やった」と云っていた近所の人は、日曜日はほかの会社から頼まれた仕事をしていたという。自分より10年以上も長く、75まで日曜日も休まず仕事をしたと聞いて驚いたものである。退職してからは、グラウンドゴルフに没頭し、地域ナンバーワンといわれるくらいに腕を上げられた。町内老人会の会長も務められ地域貢献もされた。そんな尊敬に値する人が、去年秋から介護施設に入所された。ご家族の話によると、他人にはわからないだろうけど、認知症が進んで一緒に生活することが困難になったと云われたのである。

私の同級生で、まだ現役で頑張っている者がいる。そんなことを考えると、64でリタイヤは早すぎたかなぁ・・・と思うのである。ではあるが、去年の秋、「わが社で仕事をしていただけないか」という話を断った。その理由は、モチベーションの欠如だった。

0 件のコメント: