2017年11月22日水曜日

震度4で甚大な被害の韓国

先日、町会自主防災会が防災避難訓練をした。この訓練の前提は、マグニチュード7.2震度6強の地震が発生したということだった。
10年前に発生した能登半島地震で、金沢市内は震度5弱であった。当時、町会の集会所で作業をしていたのだが、いきなりグラグラと建物が揺れ、倒壊するかもしれないという恐怖心から外に飛び出した。電線が縄跳びのロープのように大きく揺れていた。
それでも被害らしい光景は何も無かったし、家に帰って様子を見ても何事もなかったように変わりは無かった。

何故このような話をするのかといえば、今月15日、隣国・韓国でマグニチュード5.4震度4の地震が発生し、建物の壁が崩落したりマンションが傾いたりする甚大な被害が発生したという。

韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、南東部の慶尚北道浦項市の北9キロの地域でマグニチュード(M)5.4の地震があった。南東部で強い地震が発生したのは、昨年9月12日に浦項に近い慶州でM5.8の地震が起きて以来、1年2カ月ぶり。

浦項では、最初の地震の後にも数回にわたり余震が続いた。
 
多くの市民は建物の外に避難し、一部のマンションではエレベーターが停止した。現在まで人命被害は確認されていない。
今回の地震では、各地で建物が損壊する被害が発生した。浦項市北区の韓東大では建物の外壁が剥がれたほか、同区のマンションで管理事務所の壁が落下した。また、家の中では額縁が落下したり、本が落ちたりしたという。




震度4でこのような被害が発生する原因は何だろう。韓国ではデパートが地震もないのに突然倒壊したり、道路橋がいきなり崩落したりする事故が多発しているという。平昌オリンピック施設でも欠陥建築物があちこちにあると報道されている。

日本と比較して、要するに建物や構造物の作り方が雑、いいかげんなのである。大きな地震がない国はそれで良かったのだが、今後はそれ以上の地震が予測されているというのである。
韓国旅行は覚悟の上行かなければならない。

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