2023年6月26日月曜日

人気急上昇中の和倉の観光スポット

SNSの効果というか、最近になって100年以上も前に建てられた皇室の休憩所が、人気急上昇中だという。そんな建物が和倉の青林寺に現存している。町内のシニアクラブの旅行会で昨日、そこに行ってきた。

時は遡ること明治42年(1909年)9月、大正天皇が皇太子であった際の北陸行啓の時、休憩に使われた本殿(御座所)が、昭和51年(1976年)に移築された。御便殿は総檜造り、折上げ格天井と格式高い建物で、一見の価値がある。平成29年(2017年)に、国指定登録有形文化財として登録された。裏山には、竹林に囲まれた参道「和みの丘公園」が整備されており、展望台から七尾湾を一望することができる。坐禅体験や写経体験も行っている。

青林寺御便殿

100年以上も時が経過したのにも関わらず、今なお格式の高い建築物が現存していることは驚異的である。この寺のすぐ近くに、この御便殿の付属施設が残されているという。
町内シニアクラブの旅行で初めて知ったことだった。

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