2023年1月27日金曜日

渚ドライブウェーが105日間も通行止めだったとは!

新聞によると、千里浜なぎさドライブウェイで昨年1年間、波の影響で計105日が全線通行止めとなったことが石川県のまとめで分かったという。養浜などの効果で2013年以降は年100日を下回っていたが、昨年は波の高い日が多く、部分的に通行が規制される日も目立ったそうだ。「全線通行可能な日は1年の半分程度」にとどまっており、地元では「走れない砂浜」のイメージが定着することに懸念が広がっている。

今にも無くなってしまいそうだ

千里浜は平成6年(1994年)ごろ、平均で幅が50メートルあったとされるが、砂浜の幅は年1メートルずつ後退。浸食が進んだ影響で一時は29メートルまで縮小したが、県が養浜や沖合への人工リーフ設置などを進めたことで19年までの10年間で砂浜は平均2メートル回復したという。

養浜概要図
60年前にこの砂浜をジープで走行したことがあった。その頃はまだ国道は未舗装で、でこぼこ道の酷道だったが、千里浜は快適に走行できたので「知る人ぞ知る」ドライブウェーだった。

能登線建設関係職員家族の慰安旅行で訪れた(S38.10)

この写真を見ると、如何に千里浜の幅員が広かったかが推測できる。
消滅危機の原因は手取川から流出した土砂の量が、白山山系の砂防工事の進捗により供給がストップしたことによる。あちらが立てばこちらが立たず・・・従って、養浜工事は永遠に続くことになる。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

心配なことですね、名所の保全を祈ります