2021年5月12日水曜日

術後36ヶ月(3年)検診

昨日は腎がん術後3年の検診日だった。検診は3ヶ月毎に行なわれるが、1年経過する毎にCT検査が加わる。毎回、血液・尿検査は必須となっている。そのデータが主治医に送信され確認後に診察となるため、だいたい3時間は待ち時間となる。

午後1時に総合受付、採血のあとCT受付後しばらく待ち、検査室に入って細いベッドに横臥し円筒状の中に入れられて画像撮影が開始される。この検査はそんなに時間はかからない。終わると採尿してから泌尿器科受付へ。これが終わると待合室で長時間待つことになる。

3年前、この機器で左側腎臓の半分を切除摘出した
3ヶ月前の検査では、MRI画像の膀胱に異状があると指摘され、2時間後の専門医の検診まで生きた心地がしなかった。それが前立腺肥大のため膀胱が圧迫されているために腫瘍のように見えたという。

5年生存確率という調査結果があった。自分の場合は胃の検査で念のためCT検査した画面に腎がんが発見された。全く運がよかったとしか言い様がない。だからステージⅠの状態だった。
ステージⅠが91.3% 10人に一人が死亡している勘定だ

ステージⅣになると約1割しか生存できない。いかに早期に発見するかにかかっているのだが、ステージⅣくらいになって初めて体に影響してくるので、手遅れが普通なのである。
4時半過ぎ検査室に入ると主治医が画像を動かしながら、「どこにも転移は認められません」とニコニコ顔で伝えられた。家に帰ったら5時を回っていた。
待合室は夫婦連れが何組かあり、診察後深刻な顔つきで出てこられる方々が多い。3年前の吾々夫婦もそうであったなぁ。

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