2021年5月21日金曜日

「生きがい」あるなしで要介護40%の差!

生きがいの有無で7年後の生存率が10%も異なるとの報告がある。首相官邸「『生涯活躍のまち』構想中間報告」(2015年)による。
きがいは人それぞれで違いがある。また、別の調査では、生きがいが「ある」人は「ない」人に比べ、長生きするだけでなく将来介護が必要になる確率が40%低いこともわかっているという。
さらに、75歳以上の人の外出が心身にどのような影響を与えるのかを5年間に渡って調査した結果、外出の機会が多い高齢者ほど身体機能を維持していることがわかったとも。

去年4月頃からコロナ禍騒ぎで外出自粛が叫ばれ、もう1年以上が過ぎたがいつ解かれるのか見通しは全く立っていない。外出の機会が多い高齢者ほど身体機能の低下が懸念される。

●生きがいは寿命にも関係している!
康や寿命と関係がある生活習慣といえば、喫煙や睡眠、食生活などのあり方を思い浮かべるが、実は、健康のために「生きがい」が重要であることは、研究からも明らかになっている。ある調査では、高い目的意識を持っている人ほど、心血管疾患や死亡のリスクが低く、寿命や健康寿命が長いことが示されたという。つまり、人生を前向きな気持ちで生きている人ほど、健康上のリスクを減らせるということになる。


人ごとのように考えていた「傘寿」が1年ちょっとでやってくる。この年で生きがい論がどうのこうの言っても手遅れ感がある。しかし、今まで続けてきた趣味や運動は絶やさないように努力したい。イラストにもあるように、旗振りボランティアは枯れるまでやろう! 介護の世話にならないためにもだ。

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