2019年11月19日火曜日

がん切除1年半経過

腎臓がんをダビンチで除去して1年と6ヶ月経過したので、今日は3ヶ月ごとの検診を受けた。


毎度のことなのだが、機械に病院の受診カードをさして受診票をもらってから次に血液・尿検査の受付をする。いつもは超満員で30分以上は待ち時間となるが、どういうわけか今日はいつもの1/4くらいの少人数だった。なのですぐ検査順が回ってきた。
採血は3本、採尿はカップに1/4くらい。

それが終わると泌尿器科受付で受診票を所定のボックスに入れて呼び出されるのを待つ。
約15分くらいで名前を呼ばれるので、受付票をもらい待合場所で待つことになるのだが、この待つ時間が1時間半くらいはかかる。で、気晴らしに院内を散歩して2Fの見晴しのよい場所でしばし時間をつぶし、1Fに降りてコーヒーが飲める店で淹れ立てのコーヒーを飲むことにした。

待合場所に戻り、数名の受付番号が表示される標示板に自分の番号がいつ標示されるか首を長くしてひたすら待つ。11時半、ようやく入室となった。
先ずベッドに横たわり腹と胸をはだけて触診してもらう。5分もかからないくらいでベッドを降りて、医師はPC画面のデータと血液検査および尿検査データを見ながら診断があった。

「血液検査データと尿検査データから腎機能の異常は認められません」と診断があった。
最近、夜中に3回ほどトイレに行くようになったので治療できますかと質問した。
「薬を出しましょう」と処方箋を書いてもらった。

家に帰ってから腎臓がん5年生存率について調べてみた。

自分はステージ1だったので88.9%であることがわかった。


腫瘍の大きさは直径2cm大であった。これは自覚症状が全くなく、たまたま運良く胃のCT検査で偶然発見された。胃の検査をしていなければ、今頃は体調がよくないので検査しに行って、その結果、ステージ4期くらいで手遅れとなっていたに違いない。


生存率からもわかるように、腎臓がんはなるべく早期に発見し手術で切除できれば、その後は長く生存する可能性があるがんなのだ。


腎臓がんは再発しやすい?再発率は?

腎臓がんは再発や転移のしやすいがんとして知られています。ステージ1から2に分類される早期の腎臓がんの場合には、手術で全て切除した後の再発率は約10%といわれています。しかし、ステージ3から4の進行した腎臓がん、またはすでに転移している腎臓がんでは再発率は約50%と高いです。腎臓がんは、時間が経過するとともに再発の危険性は低くなるといわれているものの、中には10年以上経過してから再発することもあるので定期的な検査が必要です。

放射線や抗がん剤を全く必要がない現状は、非常に喜ばしいことなのだが、再発や転移の可能性はゼロではない。今後もズーッと3ヶ月ごとの検診は欠かせないなぁ。


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