2019年11月17日日曜日

怒り心頭に発す!横暴を許すな

EEZ排他的経済水域である大和堆での北朝鮮漁船違法操業は何年も前から続いている。
違法操業にとどまらずやりたい放題の無法状態だという。
FNNの調べによると、
第78丸中丸・竹村稔成漁労長「この辺が大和堆。この線あるじゃん、これがEEZ(排他的経済水域)。このへんで北朝鮮がいっぱいいるってこと」
日本の排他的経済水域内にあるこの好漁場で、北朝鮮とみられる船が違法に漁を行う。
竹村漁労長「イカを釣っているのかな。船にいっぱいイカが干してあるんで」
屋根の上には、干したイカとみられるものが無数に並んでいる。

拡声器による「ここは日本の海だぞ、帰れ、はよ」との呼びかけは聞こえているのか、確認できるだけでも14人、警告をしても、中には寝転んでいる者も。
さらには、イカだけでなく、9月に解禁した紅ズワイガニも...。
水深1,000メートル以上の海底に設置する、カニかご。
北朝鮮は、海上の目印を見つけると勝手に引き上げ、ロープだけ盗んだり、カニの入ったかごごと盗むこともある。

漁の道具は、一式で500万円から600万円、こうした被害は大和堆で操業するカニ船全体で、この4年間で、およそ1億円にものぼるという。
竹村漁労長「腹立たしいですよ、泥棒ですし。しゃべってもわからないし、反対に怒るし、近づいていくと石投げてきたやつもいる」

北朝鮮の違法操業で悩まされているイカ釣り漁。石川県内の漁業関係者が12日、菅官房長官と面会し、さらなる対策の強化を要望した。
首相官邸を訪れたのは、石川県漁協の役員や地元議員、それに県の職員など15人だ。

日本海の好漁場「大和碓」。イカ釣り漁のメッカとして石川からも多くの漁船が繰り出す漁場である。その大半は日本の排他的経済水域で本来安全に漁ができる場所なのだが、近年北朝鮮の漁船が大挙してこの海域に現れ、違法操業を続けている。

海上保安庁は違法操業をする船に「放水」で対抗しているが、広い漁場では監視も行き届かず、大和堆は荒らされ放題に。
この影響もあり県漁協小木支所では去年、スルメイカの漁獲量が過去最低に。今年も回復の兆しは見えないという。

一部の漁師は来年、この海域での漁を一時的に中断し、3000キロ以上離れた北太平洋でイカ漁をする方針を固めた。
12日、菅官房長官に面会した漁業関係者。違法漁船の「強力な取り締まり」や収入を安定させる支援策などを求めた要望書を手渡した。
要望を受け菅官房長官は「しっかり対処する」と話したということであるが・・・。

今年になって海上保安庁や水産庁の巡視船が放水すると機銃掃射して向かってくるという。
何と情けない日本国なんだろう。北朝鮮の漁船は日本の船は絶対に銃の使用はありえないとたかをくくっているのである。
それどころか、海上保安庁の巡視船に向かってきて衝突沈没という暴挙までやったという。で、日本側が故意に衝突させたとして、損害賠償を求めてきたというではないか。
ロシアでは80隻の不法操業船をしていた北朝鮮籍の船を拿捕したという。
武力をちらつかせて拿捕したに違いない。
ふがいない日本。主権を行使できない日本国。実に歯がゆい。なんとかならないものかなぁ。



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