2019年11月11日月曜日

新幹線工事小松市内の鉄桁架設で桁幅38m?

昨日の新聞で、小松市内の新幹線工事の桁架設関係の記事が掲載された。
トンネル掘削や桁架設は経験上現在も関心を持っているのだが、新聞記事によると鉄桁は幅が38mと記載されていた。そんな幅の広い鉄桁なんちゅうもんは見たことがないのでネットで詳しく調べて見ることにした。新幹線高架橋の幅は複線区間で最大12m程度なので、そんな馬鹿なと思った。

新聞掲載の写真ではせいぜい12mくらいか
 で、なぜ38mなのか図面を見て納得できた。

桁架設完了の姿は道路を斜めに横断している
本来は上部桁端部に橋脚がもうけられるのだが、路上中央部となるので横断方向に伸ばして橋脚2基で支える構造としている。この部分が38mなのである。納得したが、新聞記事と写真を見る限り、幅が38mもあるわけがないなぁとなる。

新聞記事
2023年春の北陸新幹線敦賀延伸に向け、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は9日夜、小松市幸町3丁目の国道305号北浅井交差点で、新幹線の高架橋工事で国内最大クラスの橋げたの架設作業を始めた。
橋げたは重さ約760トン、長さ約71メートル、幅約38メートル。作業に伴う交差点付近の交通規制時間を短くするため、事前に近くで組み上げた橋げたを搬入して架ける工法が採用された。

記事はド素人でもわかるように掲載されるよう要望したい。


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