2019年8月23日金曜日

市内優勝パレードの期待霧散霧消

今度こそきっと優勝してくれると期待していた昨日の試合だったが、善戦むなしく相手の優勝となってしまった。昨日の奥川、やはり1日休養したとはいえ完全な復調ではなかったと感じた。
これまでの試合で、あのような高目のややど真ん中に投げ込むケースはなかった。
それに低めぎりぎりのストライクが決まらなかった。


金沢駅コンコースが応援する人で溢れたという。

金沢駅コンコースで星稜の応援をする旅行客
 7回裏の攻撃で同点とした場面では、「ひょっとしたら・・・」という気持ちにしてくれた。それにしても悔やまれるシーンが3つほどあった。1塁ランナーが2度も挟まれてアウトになった。星稜らしからぬ場面だった。もう一つは3塁手の送球エラーがあった。

だが、終わってみればヒットが11で同等、堂々とした戦いぶりを見せてくれた。

7回裏の同点打シーン
戦い終わって善戦を称えあった
本田がSNSに投稿した。


そんな高校球児の手に汗握る激闘に反応したのが、サッカー界をけん引し続けてきた本田だ。試合後、自身のツイッターを更新。本田にとって星稜は母校だが、「履正社おめでとう!星稜ありがとう!」とメッセージを送った。勝者の履正社を称え、準優勝に終わった母校・星稜に感謝の言葉を送った。最後は本田らしく「どちらも明日からが大事やで!」と締めくくっている。

そんな本田のツイートは投稿から10分あまりでリツイート1000超、いいね5000件超と大きな反響を呼び、「有難いお言葉」「響く言葉だな」「本田さんらしくポジティブ思考ですね」などの声が並んだ。

星稜時代に甲子園に4度出場し、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(45=ヤ軍GM特別アドバイザー)が、決勝後に代表取材に応じて母校にコメントを寄せた。1学年下の林監督とは、高校時代に三遊間を組んだ間柄。自宅のある米ニューヨークで全試合をネット観戦した後輩たちの激闘を、温かい言葉でねぎらった。

結果は残念でしたね。見ていましたよ。決勝戦だけではなくて、インターネットで全試合見てました。でも、仕方がないです。勝者と敗者が必ず出てしまうのが野球です。履正社とお互いに精いっぱい戦って、負けたわけですから。決勝戦も非常にいい試合でした。7回の同点劇の攻撃なんか、素晴らしかった。

去年の第1試合で何と星稜と松井の夢の競演があったのだ!
チームとしては、奥川君を中心とした、まとまったチームに見えました。守備も良かったし、打線は苦しんでいましたが、智弁和歌山戦以降、爆発しましたね。今までの星稜だったら、智弁和歌山に負けて終わり。甲子園での死闘は必ず敗者になった。あの試合に勝てたことは、今までの星稜の歴史を変えてくれたと思います。令和元年、101回目の甲子園で、何か新しい歴史が始まる感じがしました。

明徳義塾戦で五敬遠された松井選手の謙虚なアクションが目に浮かんできた。

星稜が金沢へ凱旋して市中パレードする際は、何が何でも沿道に並んで星稜万歳と叫ぶ夢が潰えた。だけど数々の感動をもらったこの夏、星稜チームありがとう!

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