2018年7月26日木曜日

無敵艦隊の艦砲射撃

長年、県大会決勝戦の結果を眺めてきたが、昨日の星稜と金沢学院の決勝戦は過去の試合とかけ離れた展開があった。あの松井を上回る竹谷の1試合4本塁打や、最多安打数ほか数々の新記録が樹立された。
2回を除き毎回得点を重ね、22得点、全員で打ちまくって28安打。

竹谷理央(3年)は1試合4本塁打を記録した。一回に右翼席場外へソロを放つと、四回には右中間へ3ラン、七回は右越えに、八回には右中間にソロ本塁打を放ち、6打点の活躍を見せた。4番南保良太郎(3年)も3本塁打を放ち、一回、七回、八回と3度、2者連続本塁打を記録した。
 

今大会の星稜は初戦となった2回戦からエンジンが全開した。金沢辰巳丘・金沢向陽・内灘合同チームを10―0(5回コールド)で下して好スタートを切ると、3回戦は小松市立に9―0(7回コールド)、準々決勝は小松大谷に5―0、準決勝は金沢商に7―0(7回コールド)で勝利した。

28イニング連続無失点で決勝に進出すると、この日も今大会初先発のエース・奥川恭伸投手(2年)が被安打3で金沢学院に1点も許さず。結局、県大会37イニング無失点、計53得点の圧倒的な強さで“完全優勝”を果たし、甲子園への切符を手に入れた。

新記録を示すスコアボード

観客の声を聞いてみよう。


昨年の夏は航空石川に優勝をさらわれた。その悔しさをバネに猛練習した成果なのだろう。応援席のプラカードにリベンジ、「捲土重来」が多く掲げられた。
お見事でした星稜高校。甲子園での活躍が楽しみです。


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