2023年7月18日火曜日

海洋プラごみ対策で「スポGOMI」W杯を世界各国で開催

一時間に決まったエリアでどれだけごみを拾い集められるかをスポーツとして競う「スポGOMI」のワールドカップが十一月に東京で初開催されるという。
その日本代表を選ぶ全日本大会(十月九日、東京)出場チームを決める石川ステージが十六日、金沢市内であった。十五チーム四十五人が、汗をかきつつ空き缶やたばこの吸い殻などを集めた。

1時間で拾い集め分別したごみの計量に臨む参加者ら=金沢市広坂のいしかわ四高記念公園で

国内で二〇〇八年に始まった競技で、集めたごみの量や種類に応じて与えられるポイントの合計をチーム同士で競う。ワールドカップを主催する日本財団と石川テレビ放送が石川ステージを開催した。一チーム三人で、同市広坂のいしかわ四高記念公園の発着。走らず安全に行動するなどルールを守りながら周辺繁華街を一時間にわたり自由に回り、燃える・燃えないごみや吸い殻、ペットボトルなどを専用ごみ袋で集めた。参加者全員に拍手を贈りたい。

海洋プラごみ問題が深刻さを増している。全国つづ浦々の海岸は冬場が明けるとプラごみの山が連なる。先月にシニアクラブの旅行会で能登を巡ったが、福浦から巌門までの海岸線もプラごみがうず高く散らばっていた。

こんなにもプラごみが集積する場所もある
世界中の海がごみで汚染されていることから、少しでもごみを減らそうということで日本初のW杯競技が始まった。

毎年世界各国で代表チームが選出され日本でW杯が開催されている

まだ参加国は19か国にとどまっている

これはマナーの問題なのだが、近所の道路わきの田んぼには、たくさんのジュース等のプラごみが気の毒に思うくらい投げ捨てられている。日本人はモラルが良くなったと思っていたが、そうではなかった。すぐそばのバス停にも、定期的に吸殻を山のように捨てていく輩がいる。なにか妙案はないのだろうか。

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