2023年7月27日木曜日

大の里二場所で十両進出

ことし9月の大相撲秋場所に向けた番付編成会議が行われ、二所ノ関部屋の大の里が所要2場所で新たに十両に昇進することが決まり、「本当にほっとしている。まだまだ新弟子なので、謙虚に頑張りたい」と語った。

この一番で「関取」となった

 父・知幸さんは7月22日の最後の一番を見に行ったそうで…。
父・知幸さん:「勝ったら話しかけに行って、負けたら黙って帰ってこようという思いで見に行きました。本人はびっくりしていましたね。『えっおったの!?』って。(勝ち越しの瞬間は)嬉しかったですね、とりあえず1人前のお相撲さんになれたということがほっとした感じですね」

お父さんも大喜び

息子のこれまでの歩みを振り返って知幸さんは…。
父・知幸さん:「尊敬しますよ、本当に。小学生でそういう決断して行って結果を残して帰ってくるなんて、夢の話かなと思ったら本当に実現して帰ってくる、すごい男だと思いますよ。スピードじゃなくて最終的にどこにいるかが大事だと親方も言っているので、最後は一番高いところにいてくれたら嬉しいですね」

一方、小学校時代の大の里に相撲を教えていたコーチの長井恒輝さんは…。
長井さん:「初めての町内からの関取の誕生なので、また私が教えている相撲教室の卒業生ということで嬉しさがこみあげています」

小学生だった頃の大の里を指導した長井恒輝さん
去年、相撲教室にも顔を出したそうで…。
長井さん:「子どもらも泰輝(だいき)さんと呼んで、近い存在なのでみんなも応援してくれる彼のいいところかなと思っていますね。実際に成長した本人に会えるのを楽しみにしています」
大の里は新十両として8月、金沢などでの地方巡業に参加したのち、九月の秋場所に臨む。

ま、とてもひやひやした名古屋場所だったが、結果的に勝ち越しして見事二場所で関取さんになった。これから応援するぞ!

0 件のコメント: