2023年7月21日金曜日

福井県境近くの月うさぎの里にクマが

数年前だが、町内シニアクラブの旅行会で「月うさぎの里」へ行ったことがあった。たくさんのうさぎが放し飼いになっていて、人になついているので触っても逃げていくことはない。
その月うさぎの里にクマが侵入したという。


19日午前8時35分ごろ、加賀市永井町にあるウサギと触れ合える観光施設「月うさぎの里」で、クマ1頭が店内に侵入したと従業員が大聖寺署に通報した。営業開始前で施設内に客はおらず、従業員は避難した。けが人はいない。署員や市職員、猟友会員らがクマを捜索しているが、正午時点でクマは見つかっていない。
クマが目撃されたのは、従業員が営業前の準備をしていた時間帯で、店のどこから侵入したかは分かっていない。市は防災メールで付近住民に注意を呼び掛けた。

クマが目撃されたレストラン シニアクラブ旅行会(H29.6)

警戒中

現場はJR大聖寺駅から西に約3キロの山あいに面する地域で、近くには住宅街や工場地帯がある。月うさぎの里前ではクマを警戒して盾を構える警察官の姿も見られ、物々しい雰囲気に包まれた。
石川県警と同署は、施設周辺の国道305号を通行止めとした。

クマの侵入防止柵を設置した

月うさぎの里は放し飼いのウサギに餌をあげたり、食事をしたりすることができ、カップルや家族連れに人気がある。

心がやすらぐうさぎの群れ

同市内では今年度、18日時点でクマの目撃情報が市に26件寄せられ、秋にクマが大量出没した2020年の同時期の目撃件数を上回っている。
レストランや売店の規模は大きい。営業開始時間前だったが、そのレストランに入って外に出ようとガラスを引っかいたりカーテンがちぎられたという。うさぎには被害はなかったようだ。

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